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転職お役立ち情報

TIPS
2023.02.08

転職活動に必須!企業研究の目的とやり方

企業研究
企業研究は求人検索や選考書類の作成、面接前に企業への理解を深める上で必須です。
しかしながら、現職での業務や転職活動でやることが膨大な状況で全ての情報を読み解くのは限界があります。
そこで、数ある求人の中から関心をもった企業や、応募した企業の詳細を知りたいと思ったとき、どのように情報を収集して活用すれば良いのか、転職における企業研究の目的・やり方をご紹介します。

1.企業研究の目的とは

まず、企業研究をする目的を理解しておきましょう。
一番の目的は企業と応募者の間のミスマッチを最低限に抑え、納得した上で転職先を決めることです。
「応募したい求人を見つけたが、企業についてよく知らない…」、「志望動機を考えるにあたり、企業の強みや競合に対する優位性を知らない…」という状況のまま面接に臨んでしまうと、面接で「企業について全然理解していない」と評価される、あるいは、入社後に「こんなはずではなかった…」と後悔する事態が起こる可能性があります。

企業研究をする中で分からないことがあった場合、面接等で企業に直接確認するのが一番ですが、事前に分かる情報については把握しておくべきでしょう。企業研究をしっかり行うことが面接の事前準備となり、機会の限られた面接の場を有効活用することができます。

2. 目的別でみる企業研究のやり方

企業研究に活用できる情報は沢山ありますが、それらをすべて分析していくことは困難です。限られた期間内で研究を行う為には、各情報の特徴を理解し、目的に合わせて情報を選択していくことが必要です。ここでは、どの情報をどのように活用すれば良いのか、目的別にご紹介します。

目的1)企業理解を深める為

そもそもどんなことをしている会社なのかといった、会社の基本情報を調べる場合は、公式なデータを中心に、企業の客観的な情報を調べましょう。
まず第一に調べる情報は企業ホームページです。企業概要、経営方針・理念、商品・サービス等が分かります。その他、東洋経済の会社四季報、業界地図では、業界での位置づけ等の他、専門家のコメント等も記載されているので、業界の全体感を把握することに役立ちます。
会社の基本情報、業界内での位置づけ、競合との差別化(独自性・優位性)など基本的な情報や、会社・業界の特徴把握することで、他企業と客観的に比較が出来るようになります。比較を続けていく過程で、自身の中での企業選びや求人探しの軸ができ、その後の企業選びにも役立つでしょう。
<企業理解を深めるために活かせる情報>
  • 企業ホームページ
  • 四季報
  • 業界地図
  • 採用ページ
  • 求人広告・求人票
  • 転職フェア

目的2)職場の雰囲気を知る為

実際に働いている社員の雰囲気、制度の運用実態、労働環境など職場の雰囲気を調べたい場合、実際に働いている人の意見を中心に調べてみましょう。例えば、企業ホームページや新卒向け採用ページに記載されている社員インタビューを見たり、転職フェアなどで社員の話を聞いたりすることで、社員の雰囲気や制度の運用実態を知ることができます。
公式データでは公開されていない職場の実態を知ることで、自分がなじみやすい環境なのか、自身の希望する条件が満たされるかを確認できます。

また、他にも口コミサイトに残業時間や休みやすさ、職場の雰囲気などが書きこまれていることもあるので参考にしても良いですが、口コミサイトは不特定多数の意見が投稿されている場合があるので信憑性には注意を払い、あくまで参考意見として捉えておいた方が良いでしょう。
<職場の雰囲気を知るために活かせる情報>
  • 採用ページ
  • 転職フェア
  • 会社見学
  • 求人広告・求人票
  • 口コミサイト

目的3)自己PR・志望動機作成の為

企業研究を自己PRや志望動機に活かす際には2点の情報を把握する必要があります。
その会社を希望する理由を語る為⇒会社の注力事業、今後の展望
会社の注力事業、今後の展望を把握するには、公式データのほかに、専門家の意見や考察・特集などをチェックすると良いでしょう。例えば、東洋経済の会社四季報や業界地図で、現状の注力状況・今後の伸び幅を把握することができます。また、専門家のコメント欄から今後の展望を読み解くこともできます。もし、ビジネス雑誌などでその企業の特集が組まれている場合、事業に対する取り組み状況などが記載されていることがあるので有益な参考情報になるでしょう。
その仕事を希望する理由を語る為⇒採用背景・仕事内容・ポジションに期待されていること
採用背景・仕事内容・ポジションに期待されていることに関しては、求人広告・求人票より確認することが出来ます。
>>POINT
▽企業の取り巻く状況、今後の展望、自身が挑戦したい仕事にどれくらい注力しているかを把握することで、今の会社と客観的に比較することができ、自身がやりたいことを実現できるかどうかを関連付けて話すことができます。
■企業が求めている経験・スキルを、今後の展望に関連付けた自己PR例
自己PR・・・「今後〇〇の分野に更に力を入れていく御社にて、前職での▲▲の経験を活かして貢献したいです」
■その会社ならではの特徴、他企業との優位性を明確にした志望動機例
志望動機・・・「御社が〇〇誌で特集されているのを拝見し、□□事業にかける御社の姿勢に感銘を受けました。他社にはないこの取り組みに是非挑戦したいです」
<自己PR・志望動機作成のために活かせる情報>
  • 企業ホームページ
  • 業界地図
  • 四季報
  • ビジネス雑誌
  • 新聞
  • 業界紙
  • 求人広告・求人票
  • 転職フェア

まとめ

目的別に企業研究における情報の収集、活用方法をあげましたが、大事なのは、「分からないことを自身で調べられる範囲で減らしておく」ことです。自身の希望する条件にマッチしているのかを見極めることで、応募する企業数を絞り込むことができます。また、事前準備を何もしないまま面接に臨んでしまうと、面接の場で適切な回答ができない等、事前に調べておけば防げたミスが生じるかもしれません。

企業研究をしっかり行い、客観的な視点を面接に取り入れることで、面接で話す内容にも深みが生まれ、面接官も納得感を得ながら話を聞くことができます。

企業研究をしても分からないことは出てきますので、その場合は転職エージェントの力を借りることも一つの手です。転職エージェントは仕事の紹介だけでなく、応募者の代理として企業と選考のやり取りを行いますので、直接企業に聞きづらい情報についても 転職エージェント経由で確認を取ることが可能です。分からない情報について悩んだり、時間をかけて情報がないか探すといった無駄な手間を省くためにも、転職エージェントの利用も視野にいれると良いでしょう。