転職お役立ち情報

自己PRを書くにあたって、重要なポイントは３つ！
　＜過去＞……経験。これまでやってきたこと、得たもの
　＜現在＞……スキル。今の自分は「何」ができるのか？
　＜未来＞……貢献。応募企業で今後どうしていきたいか？
「自己PRたなおろしシート」を使って、自分のアピールポイントを整理していきましょう。

自己PRたなおろしシートのダウンロードはこちら



①まずは自分のアピールポイントをシートへどんどん書き込んでください。
※箇条書きでも構いません。
まずは自分を掘り下げて整理するつもりで、洗い出していきましょう！


②シートが完成したら、今度は「抜き出しシート」を準備します。
応募企業が求める人材像を想像して、当てはまるものを厳選していきましょう。
たなおろしシートから抜き出しシートへ移す際に、言葉を言い換えてみるのもOK！

たとえば営業職に応募するのに、事務スキルをアピールしても響かないように、「こんな経験がある」「こんな能力を持っている」と自分の強みを伝えるだけでは効果があるとは言い切れません。
抜き出したアピールポイントをうまく盛り込んで、応募企業や採用担当者に好印象を与えるような自己PRを完成させましょう。

厳選したアピールポイントを100～200字程度の文章にまとめましょう。自己PRは「簡潔」かつ「わかりやすく」が重要です。むやみやたらに様々なアピールをしようとすると、内容が薄く、具体性に欠けるものになってしまう可能性があります。
先ほど書き出した「抜き出しシート」には、厳選されたアピールポイントが集まっているはずなので、まずは＜経験＞と＜スキル＞を元に、100字程度の自己PRの文章を作成しましょう。

「前職では3年間、新規開拓の営業に従事してきました。毎月の目標として、50件の新規顧客への訪問を設定。目標を確実に達成し、結果として毎月所属部門の売り上げ120％増に貢献しました」

もちろんこれだけでは採用担当者に「この人を採用したい！」と思ってもらうことは難しいでしょう。
今度は「抜き出しシート」の＜貢献＞を元に、これから応募企業で活かせることをプラスした文章を作成します。

「目標達成のための意識の高さと、新規顧客拡大に対するフットワークの軽さを貴社の営業チームでも活かし、貴社の売上拡大に貢献したいと考えております」

あとは最初に作った＜自己PR＞と＜追加分＞を合わせるだけで、応募企業向けの自己PRは完成です。誤字脱字やおかしな部分が無いか、声に出して読んだり、第三者の方に読んでもらって必ずチェックをしましょう。
自己PRの詳細については、面接などで採用担当者から質問されることが前提です。とにかく「簡潔」に「わかりやすく」を鉄則として、採用担当者へ伝わりやすい文章を心がけて作成しましょう。

履歴書や職務経歴書などの書類に自己PRを書くときは「レイアウト」を意識しましょう。
見栄えが悪かったり、要点がわかりづらかったり、文字サイズが不適切な大きさでは、伝えたい内容もうまく伝わらない可能性があります。
何通も応募書類に目を通している採用担当者の視点に立って、読みやすい書類づくりを目指しましょう。

point１＞＞箇条書き
自己PR欄へ記入する際、おすすめしたいのは「箇条書き」です。
「抜き出しシート」で厳選したアピールポイントを見出しにして、そのあとの本文に経験や入社後のプランを記載します。
繰り返しになりますが、自己PRはとにかく「簡潔」が基本。見出しを使った箇条書きにすることで、自分が採用担当者へ伝えたいポイントを明確にすることが出来ます。


point２＞＞文章量は「腹８分目」が基本
アピールすることが多いのは良いことですが、出来れば文章量は記入スペースの8割程度までを意識しましょう。若干の空白スペースがあったほうが、長い文章は読みやすくなります。
「余白の美」を意識して、箇条書きで複数のアピールポイントを記入する場合、1テーマにつき3行程度に抑えれば、見た目にも綺麗でまとまりのある文章に見えます。


point３＞＞正しい日本語を使う
誤字脱字や日本語の間違いは基本的にNGです。誤字があったり、正しくない日本語の文章が書かれていると「この人に仕事を任せても大丈夫だろうか」と採用担当者からの印象を下げてしまう可能性があります。
自己PRに限らず、応募書類はビジネスマナーや基本的な国語能力の有無をチェックされていると思って作成するようにしましょう。

履歴書・職務経歴書など、応募書類に記載する自己PRはどうしても長い文章になってしまいます。重要なのは、その長い文章を採用担当者に読んでもらうこと です。中身はもちろん、見た目にも気を使って、自己PRを作成しましょう。